このページについて
このページでは、本 LMS における コース設計の基本的な考え方 を解説します。
操作方法の前に、 「良いコースとは何か」 「なぜその構成が必要なのか」 を理解することで、受講者にとって学びやすいカリキュラムを設計できるようになります。
コース設計で最も重要なこと
コース設計で最も重要なのは、 「受講者が何をできるようになるか」を明確にすることです。
コースは情報を並べる場所ではなく、 知識やスキルを身につけるための道筋です。
- このコースを終えたとき、何が理解できているか
- どのレベルまで到達してほしいか
これを最初に言語化することが、良いコース設計の出発点になります。
コースは「ひとつのテーマ」に集中する
ひとつのコースには、 ひとつの明確なテーマを設定することが重要です。
良い例:
- 生成 AI の基礎知識
- 社内情報セキュリティの基本ルール
避けたい例:
- AI・セキュリティ・社内ツールのまとめ
テーマが広すぎると、受講者は 「何を学んでいるのかわからない」 状態になりやすくなります。
コースのボリューム感を考える
コースの分量は、学習の継続性に大きく影響します。
目安としては、
- 1コースあたり 30〜90分程度
- 短時間で区切れる構成
が、多くの企業研修で運用しやすい設計です。
内容が多い場合は、 無理にひとつのコースにまとめず、 複数のコースに分割し、パスでつなげることをおすすめします。
セクションで学習の流れを作る
コース内では、 セクションを使って学習の流れを整理します。
代表的な構成例:
- イントロダクション
- 基礎知識
- 具体例・応用
- まとめ・確認
セクションを設けることで、 受講者は「今どこを学んでいるか」を把握しやすくなります。
レッスンは「ひとつの学習ポイント」に絞る
レッスンは、 学習の最小単位です。
ひとつのレッスンには、
- ひとつのテーマ
- ひとつのメッセージ
を意識して設計します。
レッスンが長くなりすぎると、 受講者の集中力が続かなくなります。
理解度を確認するポイントを用意する
学習は「見ただけ」では定着しません。
コースの途中や最後に、
- 簡単なクイズ
- チェックリスト
を配置することで、 受講者自身が理解度を確認できます。
必ずしも厳密なテストである必要はありません。 「振り返り」が目的であることが重要です。
よくある失敗パターン
- 情報を詰め込みすぎる
- 前提知識がバラバラ
- 学習ゴールが不明確
これらは、受講者の離脱につながりやすい設計です。
「少し物足りない」くらいの構成のほうが、 結果的に学習は進みやすくなります。
次に読むべきヘルプ
- セクションとレッスンの切り方
- クイズ・テスト設計の考え方
- パスを使った学習導線の設計
次のヘルプでは、より具体的な設計例を紹介します。