運用フェーズでの改善サイクルの回し方

公開日:2025/12/14 (更新:2025/12/14)

このページについて

このページでは、 LMS を「作ったあと」にどう改善し続けるか を解説します。

LMS は 導入よりも運用のほうが重要です。


なぜ改善サイクルが必要なのか

どんなに丁寧に設計しても、

  • 想定と違う受け止め方をされる
  • 業務が変わる
  • 組織の成熟度が変わる

といった変化は必ず起こります。

そのため LMS は、 完成形を目指すものではありません


改善サイクルの全体像

基本的な流れは以下です。

① 観測する
② 仮説を立てる
③ 小さく直す
④ 効果を確認する

これを繰り返します。


① 観測する(数字と声を見る)

見るべき基本指標

  • 受講完了率
  • 途中離脱率
  • クイズ正解率
  • 再受講回数

注意:

数字だけで判断しないことが重要です。

定性情報も必ず拾う

  • 問い合わせ内容
  • 現場からのコメント
  • 受講後の雑談

② 仮説を立てる

数字を見たら、 「なぜそうなったか」 を考えます。

例:

  • 完了率が低い → レッスンが長すぎる?
  • 正解率が高すぎる → クイズが簡単すぎる?

この段階では 正解を決めなくてOKです。


③ 小さく直す

改善は必ず 小さく行います

  • 1 レッスンだけ分割
  • クイズを 1 問だけ修正
  • 説明文を少し変える

大改修は、 効果が分からなくなるため避けます。


④ 効果を確認する

変更後は、

  • 数値がどう変わったか
  • 問い合わせは減ったか

を確認します。

変化がなければ、 仮説が違ったというだけです。


AI を使った改善の加速

AI は改善フェーズと相性が良いです。

  • クイズの言い換え案生成
  • 説明文の短縮・再構成
  • 難易度調整案の提案

ここでも AI は 案出し役として使います。


改善サイクルを回すためのコツ

  • 完璧を目指さない
  • 数字に一喜一憂しない
  • 改善履歴を残す

特に 改善ログは重要です。


よくある改善失敗

  • 問題があるとすぐ作り直す
  • 現場の声を聞かない
  • 改善担当が属人化する

改善は 仕組み化することで続きます。


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