パス設計と学習導線の考え方:迷わせず、学習を前に進める設計

公開日:2025/12/14 (更新:2025/12/14)

このページについて

このページでは、 パス(Path)をどのように設計し、学習をどう導くか について解説します。

良いパス設計は、 受講者に「次に何をすればいいか」を考えさせません。

学習導線が整理されていることで、 受講者は迷わず、自然に次の学習へ進めます。


パスとは何か(再確認)

パスは、複数のコースをまとめた 学習の流れを表す単位です。

単にコースを並べるのではなく、

  • どの順番で学ぶべきか
  • どこまで学べば十分か

を明確にする役割を持ちます。


パス設計の基本原則

パス設計では、次の3点を意識します。

  • 順序が明確であること
  • ゴールが見えること
  • 途中で止まらないこと

受講者は、 「今どこにいて、どこに向かっているのか」 が分からなくなると、学習を止めがちです。


レベル別に段階を分ける

多くのパスは、 段階的な構成が有効です。

例:

基礎パス
 ├ 基本用語と考え方
 ├ 最低限のルール理解

応用パス
 ├ 実務での使い方
 ├ ケーススタディ

実践パス
 ├ 業務シナリオ
 ├ 実践演習

段階を分けることで、 受講者は自分のレベルに合った位置から学習を始められます。


必須と任意を明確にする

パス設計では、 必須コース任意コース を明確に分けることが重要です。

  • 全員に必ず受けてほしい内容
  • 特定の役割や関心に応じた内容

これを分けずにすべて必須にすると、 学習負荷が高くなり、離脱につながります。


チェックポイントを配置する

パスの途中には、 到達確認のポイントを設けます。

  • 一定数のコース修了
  • テスト合格

これにより、

  • どこまで進んだか
  • 次に何をすべきか

が明確になります。


学習導線は「最短ルート」を意識する

良い学習導線は、 必要以上に遠回りさせません

すべてを最初から学ばせるのではなく、

  • 今必要な知識
  • 業務に直結する内容

を優先して配置します。

詳細や背景知識は、 後から学べる位置に置くのが効果的です。


よくある失敗パターン

  • コース数が多すぎてゴールが見えない
  • すべて同じ重要度に見える
  • 途中で何をすればいいか分からなくなる

これらは、 パス設計が「一覧」になってしまっている状態です。


パス設計のチェックリスト

  • このパスのゴールは明確か
  • 最初の一歩は分かりやすいか
  • 途中で達成感を得られるか
  • 途中離脱しても再開しやすいか

これらを満たすことで、 学習は自然に前に進みます。


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