ロール別パス設計の実例:役割に応じた学習導線の作り方

公開日:2025/12/14 (更新:2025/12/14)

このページについて

このページでは、 利用者のロール(役割)ごとに、どのような学習パスを設計すべきか を具体例とともに解説します。

同じ LMS であっても、 受講者の立場や期待される役割によって、 必要な学習内容・深さ・順序は大きく異なります。


なぜロール別パスが重要なのか

すべてのユーザーに同じ学習パスを提供すると、

  • 一部の人には内容が浅すぎる
  • 一部の人には難しすぎる

といった問題が起こります。

ロール別にパスを設計することで、 必要な人に、必要な学習だけを届ける ことが可能になります。


ロール①:受講者(一般社員)向けパス

受講者向けパスの目的は、 業務で最低限必要な知識と行動を身につけてもらうことです。

構成例:

受講者向けパス
 ├ LMS の基本的な使い方
 ├ 業務に関係する基礎知識
 ├ 注意点・禁止事項
 └ 理解度確認クイズ

特徴:

  • 専門用語を最小限にする
  • 短時間で完結する
  • 必須と任意を明確に分ける

ロール②:人事(HR)向けパス

人事向けパスでは、 運用・管理の視点が重要になります。

構成例:

HR 向けパス
 ├ LMS 全体構造の理解
 ├ ユーザー・部署管理
 ├ 進捗・レポートの見方
 └ よくある運用上の注意点

特徴:

  • 操作だけでなく「考え方」を含める
  • トラブル対応の視点を入れる
  • 他部門との連携を意識する

ロール③:経営層・マネージャー向けパス

経営層向けパスの目的は、 詳細を理解することではありません

構成例:

経営層向けパス
 ├ LMS 導入の目的と全体像
 ├ 学習状況の見方
 ├ AI / DX 活用の現在地
 └ 意思決定に必要なポイント

特徴:

  • 短時間で全体像が把握できる
  • 専門操作は含めない
  • 数値や指標に焦点を当てる

ロール④:カリキュラム管理者向けパス

カリキュラム管理者向けパスは、 学習設計そのものを担う人向けです。

構成例:

カリキュラム管理者向けパス
 ├ 学習構造の全体像
 ├ コース・レッスン設計
 ├ クイズ・テスト設計
 ├ パス設計と改善
 └ 実践的な設計事例

特徴:

  • 思想と実務の両方を含める
  • 正解を押し付けない
  • 改善・運用を前提にする

ロール⑤:RAG 管理者・AI 担当者向けパス

RAG 管理者向けパスは、 高度な活用を担う専門ロール向けです。

構成例:

RAG 管理者向けパス
 ├ RAG / AI の基本概念
 ├ 社内データの整理と管理
 ├ エージェントの使い分け
 ├ セキュリティと権限制御
 └ 活用事例と改善方法

特徴:

  • 技術背景をある程度前提とする
  • 試行錯誤を前提にする
  • 運用ルールとの関係を重視する

ロール別パス設計の共通ポイント

  • ゴールを最初に明示する
  • 不要な内容を含めない
  • 途中でやめても再開しやすい

ロールが異なっても、 学習導線の考え方は共通です。


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次のヘルプでは、 より高度な自動化や改善の考え方を紹介します。


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