「部署別ダッシュボード」は、組織のどの部署が引っ張っていて、どの部署が足踏みしているかを可視化する画面です。スキルギャップ分析が「何の指標が弱いか」を見せるのに対し、こちらは「どこが強くて、どこが弱いか」を見せます。
部署別ダッシュボードを開く
左サイドバーの 部署別 AI活用状況 をクリックします。URL は /ja-JP/{組織ID}/executive/departments です。
ページ先頭に「部署ごとのAI活用状況、スキル成熟度、学習完了率を比較し、組織全体の強みとボトルネックを可視化します。」と表示されます。
画面の構成
1. サマリーカード(4 枚)
組織の部署分布の「要所」を 4 つのハイライトで見せます。
- 最も AI 活用が進んでいる部署:部署名 + AI 活用指数
- 最もスキル不足の部署:部署名 + 成熟度スコア
- 学習完了率が高い部署:部署名 + 完了率%
- 要注意人数が最多の部署:部署名 + メンバー数
「要注意」は、進捗が著しく低いメンバーの数に基づいて算出されます(組織の閾値で判定)。
2. 部署別 AI 活用指数(棒グラフ)
横軸:部署名、縦軸:AI 活用指数(0〜100)。青いバーで各部署を並べます。
3. 部署別 スキル成熟度(棒グラフ)
同じく部署名を横軸に、緑のバーで成熟度スコア(0〜100)を並べます。
4. 部署別 学習進捗(完了率)
部署カードのグリッド。各カードには、
- 部署名と、該当する場合は 要注意 バッジ
- 完了率(%)を大きく表示
- プログレスバー(緑 ≥70%、青 ≥40%、黄 ≥20%、灰 <20%)
- 所属メンバー数
空の状態
部署未登録なら「この組織にはまだ部署が登録されていません。HR エリアで部署を追加すると、ここに集計が表示されます。」というアラートが代わりに表示されます。
よく使う操作
ベストプラクティスの部署を特定する
- サマリーカード上段の「最も AI 活用が進んでいる部署」と「学習完了率が高い部署」を確認します。
- 同じ部署が両方に入っていれば、その部署が全社のベンチマーク候補です。
- 部署マネージャーにヒアリングし、成功要因を他部署へ展開できないか検討します。
要テコ入れ部署を見つける
- 「最もスキル不足の部署」「要注意人数が最多の部署」に注目します。
- 下部の「部署別 学習進捗(完了率)」で、要注意 バッジのついたカードを確認します。
- HR → 部署一覧でその部署の詳細を開き、メンバー単位のフォローアップに進みます。
2 つの棒グラフを見比べる
「AI 活用指数」と「スキル成熟度」を縦に並べて見ると、次のパターンが見えます。
- 両方高い:AI 活用と学習の両輪が回っている。維持+横展開を検討。
- AI 活用が高く、成熟度が低い:現場で AI を使っているが、体系立った学習は進んでいない。学習時間確保が課題。
- AI 活用が低く、成熟度が高い:学習は進んでいるが、業務適用に踏み出せていない。プロジェクト化で実践機会を作る。
- 両方低い:最優先で介入すべき部署。トップが直接関与する価値あり。
進捗色で優先順位を決める
- 「部署別 学習進捗」のカード色を上からざっと見ます。
- 灰色(<20%)> 黄色(20〜40%)> 青(40〜70%)> 緑(≥70%)の順で介入優先度が高いと考えます。
- 灰色・黄色のカードは、HR と連携してフォローアップ計画を作ります。
困ったとき
- サマリーカードがすべて「—」 → 部署が登録されていないか、メンバー 0 人の部署しかありません。HR → 部署一覧 → 部署詳細でメンバーを追加してください。
- 要注意バッジが出ない → 要注意判定の閾値を満たすメンバーがいません(良い状態)。または、部署にメンバー 0 人。
- グラフが小さく見づらい → 部署数が多い場合、ブラウザのウィンドウ幅を広げるか、レポート出力で Excel / PDF を生成してそちらで閲覧してください。
- 「最も AI 活用が進んでいる部署」が意外な部署 → AI 活用指数は「アクティブ率 × 0.5 + AI 学習完了率 × 0.5」で算出されるため、小規模部署では少数の高活動メンバーで跳ね上がることがあります。メンバー数も併せて確認してください。
- 部署のメンバーを追加したのに反映されない → 集計は日次で更新される場合があります。翌日再確認してください。即座に反映されない場合は組織管理者へ。